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教えを乞う_令和の最強の学問とは何か/うみかぜ総合法務事務所(司法書士・行政書士・社労士)

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島の365日

教えを乞う_令和の最強の学問とは何か

 

「行動経済学が最強の学問である」

相良奈美香 著

 

私が、大学受験をしていたとしたら、世の経済の仕組みとヒトの心理、この二つを学ぶ為に、そのことにどっぷり浸かれるような環境を望んでいたはずです。

 

現実は少し違い、商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を学ぶ道を進んでいました。

 

長らく事業をしてますので、毎年数字を見て反省会をするには十分役立ってはいます。

 

それでも、Amazonや楽天でポチる時、ここ数年のコロナ禍でWEB面接やWEB会議の時、

 

私が何かを決断するとき

何を根拠に判断したのだろうか?

 

と、割と本気で、事後ではあるものの、答え合わせをするようになりました。

 

私の意思決定の仕組み(脳の偏り)を理解しておかないとまずいのではないか、と思って。

 

印象の源泉は何か。

 

判断結果は「真逆」だったが、「同じ印象」を抱いていたことが判明したとか、時間帯により熟考の差が激しくあるとか、その他諸々で私は何を見たつもりだったのか、私の意思決定の「ブレ」は何が原因なのか。

 

もう誰も・・・・じゃなくて、私自身を信じられない。

 

よくあるコンサル本かぁと思い、読書予定の、積み上げられた本の上に放置しましたが、なんとなく気になり秋になり、一気に読了しました。

 

行動経済学とは

「人間の「非合理な意思決定のメカニズム」を解明する学問」

 

なぜ人はそう行動してしまうのか?を理解することができ、だからこそ対策を講じることもできる。著書は、平易な言葉で解いてくれます。

 

認知のクセ ・ 状況 ・ 感情

 

非合理な意思決定の背景には、影響を与える要素があり、それが私の思考と行動をあやつっていた。

 

自己の最適な意思決定のためには、先ず、意思決定を回避したい場面はどこかを知る。そしてそれを確実に回避できるような仕組みを作る

 

一方で、他者の意思決定に関与する場合には、とことん他者を見つめ、観察し、意思決定に最適な環境を提供する。

 

整理しようと思うと、むずかしい表現になってしまいましたが、この書籍は、難しい言葉やグラフ、表を多用せず、端的で読みやすく、腑に落ちる解説になっています。

 

皆様にもお勧めしたい書籍です。

 

 

*著者のご両親がこの徳之島にお住まいで、以前、家族でご自宅にお招きいただいたことがあります。それからお時間は経ちましたが、素晴らしいロケーションの中、お料理でおもてなしいただいたこと、昨日のように思い出されます。ご縁をいただき素晴らしい書籍に出会えたことに感謝し、末筆ながら御礼申し上げます。

 

 

社労士・行政書士 かしむら

 

 

 

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