行動の源は情熱なり
こんにちは。
先⽇、とあるソフトウエアメーカーのイベントに参加するために⼤阪へ。
私のテーマは,
よりシンプルに、サービスを提供できないか、より働きやすくならないか?
⽇頃、業務遂⾏のなかで、少しづつ積み重なる⼩さなストレスをどう解消しよう。
業務のシステム・あり方を見直すタイミングは難しいですよね。
今のままが悪いのか?と問われれば、速やかに対処しないといけないわけではありません。
そこで,大阪へ出かけて,肌感覚の情報をゲットしようと思ったのです。
動き出そう,動き出さなければ出会えない「何か」があるから。
⼤阪は、暖かかった、イルミネーションが季節外れに⾒えるほど。
さて,業務改善と効率化、そして,サービスの向上とは何でしょう。
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⼀⼈でできる仕事量は限られている
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⼀⼈でできる業務量を超えた時から,自分以外の人の「協⼒」が必要
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「協⼒者」の経験値が上がれば、任せる仕事が増え、仕事の「属⼈化」が始まる
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各人の作業進捗の把握や危険を察知することはできなくなる
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作業の見える化 が大事!
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⼈物を評価する基準も曖昧になります。なんとなくOK、特に問題ない、問題が表⾯化するまでは、実際はそんなところではないでしょうか。
しかし,次の問いに自信をもってOKを言える方は少ないように思います。経営者として全てを把握できている、なんていう奢りはないでしょうか?
*⼀⾒、忙しそうにいつも仕事している⼈は本当は何をしているのでしょうか?
*業務量に偏りはないのでしょうか?
*本来なすべき職務を、職務外の人間に回していないでしょうか?
今⼀度客観的に評価できるツールを探しにきた⼤阪。
会場は、流⽯というべきか。セッション会場までが期待感を膨らませる演出、展⽰会場は熱気で暑いくらい。
導⼊説明の会場で「出来ること」の説明を聴き展⽰ブースに突⼊。離島からきているのだから、遠慮している場合ではありません。
早速本⽇の⽬的「業務改善プラットフォーム・kintone」のブースで順番待ち。テンションが上がってるのでギラギラ。他人の会話も気になります。
その後一人目のオペレーターを確保、こちらの業務の説明をし、リアル取扱レクチャーを受けました。
話を聴きながら、こんな場合、あんな場合はと,どんどん聞いて⾏きます。ワクワクが更に加速。聞いても聞いても溢れてくる疑問や質問を⼈を変えて聞いていきました。
ここにくることの最⼤の価値と意味を⼗分⼿に⼊れて次のセッション会場へ。
kintoneユーザーの事例講演。
ほぼ満席。後⽅からみてると、各企業の導⼊決裁権者クラスも多かったようです。講演内容も充実。中でも私を刺激したのは、素晴らしいプレゼン。クリアな説明とシンプルなパワーポイントに衝撃を受けました。
削りに削って究極の形と⾊しか使⽤していない文字なしパワーポイントを⾒ながらする説明は、無駄なし、淀みなし、的確な表現に,⽬から鱗。
「理解してもらえなければ、意味がない」
私の業務に対する考え⽅の究極を⾒ることができました。「まだまだだ、私」と同時に「やれることはたくさんある」と実感。
そして、このイベントでもうひとつ感じたことがあります。
会場で多くのオペレーターとお話をさせていただきました。
商品が素晴らしいことは当然なのですが、個⼈の会話⼒、想像⼒、サービス精神等で商品の魅⼒やこちらの満⾜度が随分変わるということ。
商品を説明しながら、⾃らのワクワクを伝えようという⽅は、こちらもワクワクしてくるのです。
そのような⽅からの説明は、こちらのニーズも引き出されて、より会話が発展します。この機会を有益なものにしようと双⽅が思っているのです。
私たちの仕事の中には結局だれがしても結果が同じという仕事があります。
オペレーターの⽅々は結局売っているものは同じです。
それでも、数⼈お話したなかで、個⼈の仕事に対するワクワク・情熱がこんなにサービスを受ける側に影響があることなのだと実感したことはありませんでした。
業務効率化で無くなる職種は様々あると⾔われています。AI化が進み、そうなる⼀定の職種があるのは間違いないと思います。
ただ、システムと⼈との間に、情熱やワクワクを備えた素晴らしい人は不可⽋です。
⼼揺さぶられることなしに人の⾏動は始まらない。
⾃ら情熱やワクワクを伝えられる⼈材を育成することは,これから、どんな企業でも重要になってくるところではないでしょうか。
そんな⼈をたくさん育成できる企業が⼤きくなるのではないかと感じました。
現在,お客様に評価制度の導入をお勧めしている立場にありますが,人事評価で「何を評価するのか」の具体的方向性が見えたイベントでした。
(大阪での晩餐で舌鼓を連打!)
社労士・行政書士 かしむら