ミエとネタミの毎日に~脱却するのに離島は有効か?
yahooの記事を読んだ。
「頑張らなくていいよ」という言葉を真に受けた新入社員のその後
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d35ffdb4fbf47a74d9acce29bae8987d268fb17
『私の居場所が見つからない。』(ダイヤモンド社)川代紗生さんの記事。
司法書士になった頃,勤務しはじためた事務所で,同期との差,先輩にあたる方々との知識や経験値の違いを知り,愕然としたことを覚えている。
司法書士に合格したのだから,人生の次のステージに進んだことは間違いないが,その次のステージのほうが受験勉強よりも険しい。
見栄を張っても,たかが受験生レベルの知識しかない。
入った世界を間違ったか?
周りはホンモノの法律家ばかりだ。
その不安という大きな穴を埋めたいがために,これまで苦労してようやく合格できた司法書士を傍らにおき,「おれは,つぎに司法試験を目指すべき」と本気で思ったときもあった。
その不安~見栄と妬みの毎日~が続いたのは,事務所に勤務して半年くらいだったと思う。
その不安から解放されたキッカケは,なにか?
1 事務所内の案内文書を作ったときに,たしか,図か絵を用いたら,事務所長に褒められた。(わかりやすいねえ)
*受験性の頃は,ドラッグストアでバイトし,チラシ作りやポップ書きをしていたことが活かせた。
2 養豚のアルバイトをしていた年配者の破産手続を手伝ったとき,「匂いがきつい(*養豚の仕事がら仕方ないこと)のに,嫌な顔をせず,よく自分の車に乗せたり,打合せをしているね,それって簡単にできることじゃないよ」と褒められた。
3 周りの司法書士は皆優秀だが,妬むのではなく,「それは自分にとって幸せなことじゃないか?だって,分からないことは教えてもらえるのだから。」と思えた。
バカはバカなりの努力が必要だが,小さなキッカケで,ずいぶん気持ちが楽になったことを思い出しました。
理想と現実のギャップは,都会から逃げても,離島にきても,簡単には埋まらないだろう。
きっと,逃げた経験と,再度社会と自分をみつめる素直さや馬力が必要だと思う。
うみかぜは,人材募集をしていますが,失敗をしたことがない人,現実から逃げたことがない人,を求めているのではありません。
いろんな経験,失敗があっていい。
そこから,等身大の自分を知り,良いところを伸ばす,そして,地道な努力を怠らない,そういう方を採用したい。
離島での生活は,新しい時代の働き方のひとつです。
リトウ へ GO!
大海原 へ GOGO!!